私らしい働き方を探して⑧🌱|「何もしない」はずだったのに、退職後は意外と忙しかった

春の光が差し込むダイニングテーブルで、書類と封筒を前に手続きを進める50代女性の後ろ姿。足元では愛犬のミニチュアダックスが眠っている水彩イラスト 働き方

こんにちは、ふっちんです😊

「私らしい働き方を探して」、第8話です。

前回は、退職後の3か月を「何もしない」と決めて過ごした話を書きました。

私らしい働き方を探して⑦🌱|「何もしない」と決めた3か月。少しずつ私が戻ってきた
3月末で契約満了。次の仕事を決めずに「3か月くらい何もしない」と決めた50代の私が、実際どう過ごしたか。ソファでゴロゴロした日から、母との北海道旅行を記事にし、AIでアプリを作るまで。振り返ると3か月で43記事。退職後の空白期間が空白じゃなかった話です。

ソファでぼーっとしたり、ブログを書いたり。
のんびり過ごした3か月——。

それも本当なのですが、実はもうひとつの顔がありました。

退職後って、思っていたよりずっと、やることが多かったんです。

今回は、同じ3か月の裏側。
手続きとお金の話です。

これから退職を考えている方の参考になれば嬉しいです🍁

退職した翌日、区役所にいました

3月31日、契約満了で退職しました。

次の仕事は決めていません。

「とりあえず3か月くらいは、何も考えずにゆっくりしよう」

そう決めていたので、しばらくは何もするつもりがありませんでした。

ところが——。

当時のカレンダーを見返すと、退職した翌日の4月1日に「区役所、国保と年金の手続き」と書いてありました。

「何もしない」と決めた、その翌日です😅

それまで健康保険も年金も、会社が手続きをしてくれていました。

でも退職したら、自分で切り替えないといけません。

そもそも当時の私は、

「国保って何やったっけ?」
「国民年金って、どうやって払ったらいいんかな?」

というところからでした。

なので退職する前から、分からないことを一つずつ調べていました。

チャッピー(ChatGPT)に聞いた内容をスクリーンショットして、自分用のメモまで作っていました(笑)。

そのメモを頼りに、区役所へ。

健康保険と年金の切り替えは、区役所でまとめて手続きができました。

私が選んだのは、国民健康保険(国保)。
先輩は、任意継続を選んだそうです。

どちらを選ぶかは、人によって違うみたいです。

ちなみにこのとき、離職票はまだ手元にありませんでした。

でも調べてみると、国保の切り替えは離職票がなくても手続きができて、足りない書類は後日でも大丈夫とのこと。

会社から届いたのは「健康保険・厚生年金資格喪失証明書」という書類でした。

ハローワークで使う離職票とは、別のものだったんですね。

離職票が、なかなか届きません

離職票は、会社が発行してくれる書類で、失業給付の手続きに必要なものです。

これがないと、ハローワークでの手続きが始められません。

その離職票が、なかなか届かなかったんです。

だいたい退職から2週間くらいで届くものだと聞いていたので、それまではのんびり待っていました。

でも、2週間を過ぎても届きません。

だんだん心配になってきたのですが、ここで困ったことがありました。

私は派遣で働いていたので、聞くのは派遣先なのか、派遣元の会社なのか。

そこからもう、分からなかったんです。

調べてみて、派遣元の会社に聞けばいいと分かり、問い合わせてみました。

すると、届くのはゴールデンウィーク明け頃になりそう、という返事。

「えっ、そんなにかかるん?」

書類は外部の専門の方が作っているから、というお話でした。

どこで時間がかかっていたのかは、今でも分かりません。

その前に勤めていた会社では、離職票はすぐに届いていました。

だから正直、「このままやと、失業給付もらえへんのかな?」と焦りました。

その後も何度か、いつ届きそうか問い合わせました。

退職する頃、同じように仕事を探すことになった前職の先輩と、「一緒にハローワークへ行こう」と話していました。

「私のことは待たずに、先に行ってくださいね」

先輩にはそう伝えていました。

ところが先輩も忙しかったようで、結局まだ行っていなかったそうです(笑)。

ようやく離職票が届いて、先輩と一緒に初めてハローワークへ行けたのは、5月14日。

退職から、1か月半が経っていました。

5月14日、初めてのハローワーク

実はその前の日に、スマホでハローワークの求職登録を済ませておきました。

先に登録しておくと、当日の手続きがスムーズだと知ったからです。

持ち物は、先輩が教えてくれました。

  • 離職票(1と2)
  • 金融機関の通帳
  • 本人確認書類(免許証かマイナンバーカード)

本人確認書類は、実際に行ってみると、窓口で毎回マイナンバーカードの提示をお願いされました。

私の場合は、マイナンバーカードを持っていくのが一番スムーズでした。

顔写真も、いるかもしれないと思って念のため持っていきました。

でもマイナンバーカードを提示したので、使わずに済みました。

ただ、私のメイン口座はネット銀行です。

通帳がないので、口座番号と銀行名・支店名が分かる画面をスクリーンショットして、印刷して持っていきました。

そして当日。

初回はとにかく人が多くて、待ち時間も長かったです。

仕事を探している人がたくさん集まっている場所だからでしょうか。

当時の私には、少し重たい空気に感じられました。

このとき私は、雇用保険被保険者証を2枚持っていきました。

派遣で働いた分と、その前に長く勤めていた会社の分です。

念のため、と思って持っていったのですが——

直前の派遣のお仕事は、7か月だけ。

2枚あったおかげで、前の会社の期間と合わせて確認してもらうことができて、失業給付の対象になりました。

ハローワークで調べてもらうこともできるそうですが、そのぶん時間がかかるとのこと。

あのとき2枚とも持っていって、本当に良かったです😊

前の日に登録を済ませていたからか、受付のあと、私は少し早めに呼ばれました。

一緒に行った先輩は、事前の登録はしていませんでした。

受付のあとに渡された紙の書類に必要事項を書いて提出する形で、そのぶん少し時間がかかっていました。

でも、ネットの操作が苦手な方は、紙に書く方法でも大丈夫だと思います。

私は先に済ませておいたぶん、当日が少し楽だったという感じでした。

それでも長い時間待って手続きをして、終わる頃にはぐったり。

でも、そのあと先輩とランチに行きました。

ご飯を食べながらいろいろ話していると気分転換になって、

「一人じゃなくて良かったな」

と思いました。

家に帰ってから、先輩にメッセージを送っていました。

「無事にハローワークで失業給付の手続きができてホッとしました。今日は先輩と1日一緒に過ごせて楽しかったです。長丁場を一人だったらキツかったと思います」

その後も、ハローワークへ行く日は先輩とランチをしたり、帰りにウィンドーショッピングをしたり。

ハローワーク自体は疲れることもあったけれど、今振り返ると、先輩と過ごした楽しい時間も一緒に残っています😊

5月25日、雇用保険説明会

5月14日に手続きをしたときにもらった書類には、今後の予定が書かれていました。

雇用保険説明会は、5月25日(月)の13時30分から。

当時、先輩とLINEで持ち物まで確認し合っていました。

  • 受給資格者のしおり
  • ボールペン
  • マイナンバーカード

「これで大丈夫そう🙆」

そんなLINEが、今も残っています。

説明会では、いろいろな説明を聞きました。

  • 決められた失業認定日に、ハローワークへ行くこと
  • 失業給付を受けるためには、求職活動の実績が必要なこと
  • ハローワークでの職業相談や、対象となる説明会も実績になること
  • アルバイトなどで働いた場合は、きちんと申告すること
  • 仕事が決まったときも、ハローワークへ連絡すること
  • 申告せずに働いて給付を受け取るなど、不正受給をすると大変なことになること

※制度は変わることもあるので、「当時の私は、こう説明を受けて理解した」という体験談として読んでいただけたら嬉しいです。

渡された書類を見ると、最初の失業認定日は6月12日(金)でした。

退職した春に、支払いが重なりました

しかも、退職したのは春です。

この時期は、

  • 固定資産税
  • 自動車税
  • 国民健康保険料
  • 年金
  • 住民税
  • さらにこの年は、車検

こういうものが、いっぺんに重なりました。

「仕事辞めて収入ないのに、めっちゃお金出ていくやん……」

正直、かなりびっくりしました💦

先輩とも、保険料や税金の金額を見ながら「高いなぁ……」と話していた記憶があります。

会社が代わりに払ってくれていたもの。
給与から引かれていたもの。

それが全部、自分の口座から出ていく。

金額そのものより、「これ、これからは自分で払っていくんや」と気づいたことのほうが、ずしんときました。

振り込みひとつでも、アタフタ

払わないといけないものは、次から次へと出てきます。

ところが当時は、その振り込みひとつでもアタフタしていました。

「これ、どうやって払うんやろ?」
「銀行まで行かないとあかんの?」

そのたびにチャッピーに聞いて、家にいながらスマホひとつで払えるものがあることを知りました。

「えっ、これスマホでできるんや!」

そう驚きながら、一つずつ済ませていきました。

今なら当たり前にできることでも、当時は初めて知ることばかり。

振り込みをいくつか終わらせただけで、ぐったり疲れてしまった日もありました😅

でも振り返ると、健康保険に年金、税金、銀行の振り込み。

今まであまり意識していなかったことを、この時期にたくさん覚えたなと思います。

「何もしない3か月」の、もうひとつの姿

前回は、退職後に家でぼーっとしていたことを書きました。

それも本当です。

家事をして、ひなののお世話をして、ブログを書いたら、あとはソファで映画を見たり、ぼーっとしたり。

何もしない日も、確かにありました。

でも、毎日がそうだったわけではありませんでした。

家でぼーっとする日もあれば、区役所やハローワークへ行ってぐったりする日もある。

先輩とランチをして笑って、ウィンドーショッピングを楽しむ日もある。

税金や保険料の支払いにアタフタして、それだけで疲れてしまう日もある。

そして、昨日まで知らなかったことを、一つ覚える日もありました。

「3か月、何もしなかった」と思っていたけれど、退職後の暮らしを自分で回していくための3か月だったのかもしれません。

おわりに

この頃の私は、ハローワークには通っていたけれど、まだ本格的に仕事探しを始めていたわけではありませんでした。

「3か月くらいは休もう」

その気持ちは、まだ残っていました。

でも6月も終わりに近づいた頃、少しずつ「そろそろ働こうかな」と思い始めます。

そして6月26日。

前回書いたとおり、久しぶりに古い履歴書を引っぱり出して、古くなっていた証明写真も撮り直しました。

ここから、いよいよ私の50代の転職活動が始まります。

ところが——。

久しぶりの仕事探しは、思っていた以上に大変でした。

求人を探して、派遣会社に登録して、応募して。

「選ぶ側」のはずだったのに、いつの間にか「選ばれること」ばかりを気にするようになっていきます。

その話は、次回に書きたいと思います。

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